時季色のお包みのこと


● 2013年 青葦(あおよし)月のおしたく

ここは琵琶湖のほとり6月の近江八幡の水郷
青い葦がぐんぐん育ち、水際に緑の影を落とします。



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心待ちにし手元に届いた季のおしたくは
袋から出した瞬間からトキメキたいものです。

6月、涼やかに風が薫るころ、
爽やかな水のほとりで葦(ヨシ)がそよぎ
小魚の気配と鳥のさえずる声

流れる雲とともにたゆたう水郷の舟


目にとめて青葦といふ光かな (斎藤 玄)

そんな水のほとりの風景を想い作品とともに
美しい時季をお包みできればと思いました。



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真田紐は 青葦(ヨシ)
添える香も清しさの漂う印香を。

すこし汗ばむほどの陽射、水面に映る青空と緑の影
変わらない水郷の風景を真田紐の色に見立ててみました。




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6月に桐箱でお納めする作品はすべて、無料で
「青葦月」のおしたくでお届けしております。

また、それ以外の作品は + ¥300 で
時季色のおしたくに準じた present 贈り物のおしたく で
ご用意いたします。
(ご注文の際の備考欄にお書き添えください。)


   
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お包みの紐、紙、香りひとつに、
四季の美しさを添えお届けしてまいります。

月ごとにお楽しみいただけましたら、嬉しいです。




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● 2013年 早苗月のおしたく



水澄みて籾(もみ)の芽青し苗代田  (支考)

五月は田植をする月、かつては「早苗(さなへ)月」と言われ
いつのまにか省略され「さつき」と呼ぶようになったとか。




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水をはられた田は水面鏡となって空を映します。

足元に流れる雲と倍にひろがる空の青がとけあう時季。




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水の匂いが立ち涌く五月の美しい田の風景を
真田紐の色に見立ててみました。

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● 2013年 花残り月のおしたく



霞立つ 春の山辺は遠けれど 
吹きくる風は花の香ぞする (在原元方) 




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花冷えのころ、花の気配が漂う春の大気を
小さな桐箱にお包みしました。



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真田紐は 春の山辺(やまのべ)

舞う春の影を夢に追う

忘れられない春の色を真田紐の色に映してみました。


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● 2013年 弥生(いやおい)月のおしたく



あずさ弓 すゑ野の草のいやおひ(弥生)に 春さへ深くなりぞしにける  (藤原家良)




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弥生「やよい」は「いやおい」が変化した言葉

「弥(いや)」は、「いよいよ」など盛り上がる意味
「生(おい)」は、「生い茂る」、草木が芽吹く様子をあらわします



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真田紐は 草木萌動(そうもくめばえいずる) 

川のほとりで、ふと小さな小さな芽を見つけたら
あちらにもこちらにも

芽ぶき広がる若緑を真田紐の色に映してみました

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● 2013年 梅見月のおしたく


梅見月の香は 紅白梅 のいずれか



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真田紐は 花冷えの色 

2月、すこし和(あ)えやかな東風と
冷んやりと時折、粉雪が交じり合う空

寂々の凍気の向こう側では
密かにやわらかに春の気配

その大気感を艶やかな紫紺の色に感じました



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